セキュリティとアーキテクチャ
セキュリティ、プライバシー、調達の審査担当者向けに、AMBA の構成とデータの扱いをまとめています。すべてのデータフローはプライバシーポリシーに、利用条件は利用規約に記載しています。ご質問やセキュリティに関する報告:[email protected]。
概要
- 💻 ローカルファースト。 ファイル、アプリのデータベース、実行履歴はお使いのコンピューターに残ります。
- 🔑 お客様のプロバイダー、お客様のキー。 モデルへのリクエストは、選んだ AI プロバイダーへコンピューターから直接送られます。AMBA のサーバーは経由しません。
- 📝 既定はテキスト。 リクエストには作業に必要な抜粋だけが含まれます。読めない PDF ページは、以下の同意ルールに従う場合にのみ AI に送られます。
- 📋 外部へのリクエストはすべて記録 されます。送信先、サイズ、マスキングした内容が端末上に残り、本文は記録されません。
- 🗝️ キーは OS のキーチェーンに保管 され、ほかの場所には置かれません。
- ✍️ macOS、Windows、Linux 向けの署名付きリリース。アップデートはインストール前に検証されます。
- 🚫 シェル実行機能なし。 AMBA がエージェントのために OS コマンドを実行することはありません。
ローカルファーストのアーキテクチャ
AMBA は Tauri 2 で作られたネイティブのデスクトップアプリです。Rust で書かれたエージェントランタイムが 1 つのプロセスで動作し、インターフェース(Vue)は結果の表示と依頼の受け渡しだけを行います。バックグラウンドサーバー、ローカル Web サービス、補助ランタイムはありません。
- プロジェクトはディスク上のフォルダーです。 ソースファイルは届いたままの形で保管され、エージェントは読めますが変更できません。
- モデルが考え、ランタイムが実行する。 モデルがツール呼び出しを提案し、ランタイムがファイル、表、PDF、Office 用の決められたツールで実行します。権限エンジンがすべての呼び出しを確認し、パスはプロジェクトフォルダー内に限定されます。
- 計算は決定的。 合計、照合、数式は SQL とワークブック用の数式エンジンで計算し、モデルには計算させません。
- モデルが書いたコードはサンドボックス内で実行。 Office ドキュメントに限り、ネットワーク、ファイルシステム、システムへのアクセスがない WebAssembly サンドボックスで実行できます。出力は書き込む前にランタイムが確認します。
- ローカルストレージ。 プロジェクト、会話、実行履歴はローカルの SQLite データベースに保存され、実行イベントは保存前に機密情報が伏せられます。
モデルプロバイダー
プロバイダーとキーはお客様が選びます。リクエストはコンピューターからそのプロバイダーの API へ直接送られ、AMBA のサーバーを経由せず、AMBA がデータをモデルの学習に使うこともありません。
| プロバイダー | コンピューターから使うエンドポイント |
|---|---|
| Anthropic | api.anthropic.com |
| OpenAI、Azure OpenAI | 各プロバイダーの API エンドポイント |
| Google Gemini、Vertex AI | 各プロバイダーの API エンドポイント |
| Amazon Bedrock | お客様の AWS アカウントとリージョン(Claude の場合は Mantle または InvokeModel) |
| OpenAI 互換 | 入力したエンドポイント(DeepSeek、OpenRouter、Groq、Together AI など) |
| ローカルモデル(Ollama) | お使いのコンピューター。端末の外には何も出ません |
プロバイダーが保持するデータは、そのプロバイダーの API 規約に従います。
端末の外に出るデータとタイミング
| フロー | タイミング | 送信内容 | 送信先 |
|---|---|---|---|
| AI リクエスト | 作業の実行時、またはプロセスのステップの実行時 | 依頼、会話、必要な抜粋やツールの結果(テキスト) | お客様のプロバイダー |
| 読み取りにくい PDF ページ | 使えるテキストがなく、端末上の文字認識でも読めないページ | そのページだけ、各ページ 1 回 | プロジェクトのプロバイダー |
| モデル機能チェック | 新しいアプリバージョンで Claude プロファイルを初めて使うとき | 短い合成リクエスト 4 件。ユーザーの内容は含みません | そのプロバイダー |
| Web 検索、連携サービス | 有効にした場合のみ | その機能に必要な検索語、ファイル、メッセージ | そのサービス |
| アップデート確認、カタログ | 起動時(有効な場合)と手動実行時 | アプリのバージョン、OS、アーキテクチャ | api.ambadesk.com、r2.ambadesk.com(Cloudflare) |
| フィードバック、クラッシュレポート | 送信した場合、または送信に同意した場合のみ | 機密情報を伏せたレポート | AMBA のフィードバックサービス(Cloudflare) |
同意とマスキング
- 識別子のマスキング(プロジェクトごと):オフ(既定)、識別子をマスク、厳格。メールアドレス、電話番号、ID 番号と税番号、口座番号、カード番号、指定した語句を送信前にプレースホルダーに置き換え、端末上で元に戻します。対応表は実行中のメモリにだけ存在します。検出はパターンに基づくもので、網羅的ではありません。
- ページ画像には同意が必要。 ページ画像はマスキングできないため、マスキングが有効なプロジェクトでは、読み取りにくい PDF ページを AI に送る前にプロジェクトごとに一度確認します。無人実行では確認せず、同意がなければ端末上で読むか、読めないページとして報告します。
- 文字認識はまずお使いのコンピューターで、OS 標準のエンジンを使って実行します。
データフローログ
各プロジェクトのこのデバイスから送信されたデータには、外部へのすべてのリクエストが表示されます。目的、送信先、リージョン、サイズ、トークン数、マスキング件数を記録し、本文は記録しません。証跡として reports/compliance/ にエクスポートできます。ログは端末上に 365 日間保存されます。
製品スクリーンショット認証情報
API キーと連携サービスの認証情報は、OS の認証情報ストア(macOS キーチェーン、Windows 資格情報マネージャー、Linux の Secret Service)にのみ保存されます。ディスク、データベース、ログ、バックアップ、ブラウザーストレージに平文で書かれることはなく、代替の保存先もありません。AMBA は保存後にキーを読み戻し、インターフェースが保存済みのキーを受け取ることはなく、キーは対応するプロバイダーにだけ送られます。
署名付きアップデート
すべてのリリースパッケージは AMBA のリリースキーで署名され、アプリはアップデートをインストールする前に署名を検証します。macOS 版はさらに Apple Developer ID で署名され、Apple の公証を受けています。リリースは api.ambadesk.com と r2.ambadesk.com から配布され、公開後にエンドツーエンドで確認しています。
シェル実行機能なし
AMBA には、どのプロジェクトや設定でも、エージェントのために OS コマンドを実行する仕組みがありません。エージェントは AMBA 自身のツールを通してのみ動作します。エージェントパッケージはデータ(指示と設定)であり、使用前に検証され、実行されることはありません。アプリの Web ビューは厳格なコンテンツセキュリティポリシーの下で動作し、表示する HTML はサニタイズされます。
関連情報
- プライバシーポリシー:すべてのデータフロー、保存期間、お客様の選択肢。
- 利用規約。
- ユーザーマニュアルのセキュリティ。